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NO.NEW YORK : ウィキペディア日本語版
NO.NEW YORK[のー にゅーよーく]

NO.NEW YORK」(ノー・ニューヨーク)は、日本ロックバンドであるBOØWYの楽曲。
作詞は深沢和明、作曲・編曲は布袋寅泰〔1985年のシングル版は実質的には佐久間正英との共同編曲。〕。
1982年にリリースされたBOØWYのファースト・アルバム、『MORAL』に収録されている。
== 解説 ==

*元々はファーストアルバム『MORAL』(1982年)に「NO N.Y.」のタイトルで収録された曲だったが、シングル「BAD FEELING」(1985年)のカップリング曲として収録された際に再レコーディングされ、タイトルも「NO.NEW YORK」と変更された。ライヴでも「NO.NEW YORK」のバージョンで演奏される事になる〔渋谷公会堂での初ライヴでは、既にシングル・バージョンの方で演奏されていた〕。
*同じ『MORAL』収録曲である「IMAGE DOWN」と共に、解散までのほぼ全てのライブで欠かさず演奏された。また、最終公演となった『“LAST GIGS”』(1988年)では2回演奏されており、2回目はアンコールの最後に演奏されたため、BOØWYとして最後に演奏された曲となった。
*最初に制作された段階では「NEWYORK NEWYORK」というタイトルだった。
*当初は氷室が作詞をする予定だったが、メロディに合う歌詞が書けなかった為、当時メンバーであった深沢和明が代わりに作詞した。1980年に起きたジョン・レノン射殺事件に触発され、『MORAL』収録のオリジナルバージョンでは間奏部分に、ジョンの死を告げる当時の英語でのラジオ放送の音声が入っている。
*1982年10月9日新宿LOFTで行われた6人最後のライブでは深沢がボーカルを担当した。
*初の12インチシングルで「BAD FEELING」をリリースすることが決定した際に、カップリング曲をどの曲にするかで会議が行われ、当時の代表曲であったこの曲が「ファンへのプレゼント的な意味合い」と言う理由で選ばれ、伊豆のキティスタジオにて再録音された〔。
*MORAL+3リリース時のカードに書かれたレビューに「Nadeshiko Yamato」(やまとなでしこ)の略であることを思わせる言葉が書かれていたが、「そういう意味ではない」ということが、マネージャーだった土屋の口から語られている。
*当時の音楽番組でベルリンでのレコーディング風景やメンバーが散策する様子、マーキークラブでの演奏を収めた「NO.NEW YORK」のプロモーションビデオがオンエアされた事もあった。
*BOØWY解散後は、1994年、2004年、2011年の東京ドームにおいて氷室が同曲を演奏した(2004年と2011年の演奏はビデオ化されている)。また布袋寅泰高橋まこともソロライヴで演奏している。高橋の2013年4月に行われたライヴでは、深沢がゲストで参加して同曲を歌っている。
*氷室京介がこの曲を歌う場合は、現在においても最初の歌詞の「この世を渡る」の部分を「男を誘う」と変えている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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